「麗子さんの時代からこの学園はおかしくなったんだよね。麗子さんがまぁすごくて…。革命起こしたんだけど…やっぱり前の理事長で戻ってしまった。」


「……わかりました。変えてみせます!!でも……家のこととかでそんな簡単に行きませんよね。」


「それはどうにかなるよ。」


拓馬はそういう。


「とりあえず、授業に出よう。」


「どうぞ」と言って拓馬は教室のドアを開けてくれた。


少し…椅子に座るのが怖かった。


確かに私はみんなと違う…。そんなことは最初からわかっていたから。