「なんか…。ごめんなさい。」 「真琴ちゃんが謝ることじゃないよ。」 黎音が言う。 「でも……私のせいで…なんか学園が…。」 「平等。でしょ?でも流石に僕らが同じになることは家の名誉に触ってしまうから……。」 拓馬がそういう。 「そうですよね…一番やばいのは……」 亜季夜はそうチラッと見た。 「えっ!?俺?俺は平和国家だから母様何も言わないし!!」 黎音だった。