万桜を部屋に案内してそれぞれを部屋へと連れて行った真琴。


「ふぅ……」


(これからどうしよう……なんか勢いで生徒会に入って…転校してから一度も教室に行っていない…。友達できるのかな……)


〝コンコン〝


「入っても大丈夫?真琴ちゃん。」


「あ、拓馬さん。どうぞ。散らかっているけど…」


真琴は紅茶を入れながら言う。


「あ、構わなくていいよ。少し話したかっただけだから。」


拓馬はそう言って座った。