「麗子さんから連絡があったんだよ。お前のことも聞いた。」 「お、御母様はいいんですか?」 「母さんは大丈夫。」 「で、拓馬。こいつ馬鹿なの?」 京雅が聞くとその場の全員が揃って首を縦に振った。 「ちょっ…えぇ!!」 「ふぅ…まぁ、見かけからして馬鹿だよな。」 京雅は座って言った。 「あからさまに言わなくても……」 そうブツブツつぶやく真琴。