「げ、幻覚…?」


〝むにゅっ〝


「痛っ!!痛いです!!痛いです真琴様ぁ…」


真琴は万桜のほっぺたをつねる。


「あれ?痛い?現実?」


真琴は万桜から手を離す。「あー…痛かった…。私関係ないのに…」


万桜はつねられた頬をサスサスとしながら言う。


「幻覚でも異次元でもねぇよ。ったく俺が駆けつけてやってるのに。」


京雅はそういった。


「え…なんで京雅さんが…?」