拓馬たちにつられてやってきたのは私の部屋。
何度見てもこのクソ広い部屋。
「ほら、真琴ちゃんやるよ!!」
拓馬は片手に謎の書とメガネをかけてやる気満々。
「うぅ…わからないもん!!知らないし!!」
「あの件を水に流してあげたんだからそこはしっかりしてよね真琴先輩。」
亜季斗がいう。
「うっ……」
「そうですよ。真琴様。せっかく残れたんですからそこはしっかり勉強してください。」
万桜が言う。
「真央ちゃんまで……酷いよ!!みんな酷いよ!!みんなしてぇ……泣いちゃうよ!?かわいいかわいい真琴が泣いちゃうよ!?」
「キャラがおかしくなってます真琴先輩。」
亜季夜の冷たい指摘。