「ただいま」
母親が作ってあったのか、ラップで包まれている昼食を済ませ、自室に戻る。
ベッドに横たわりながらゲームをしていると、知り合いのミサキからメールが届いた。
『朝からずっとみんなでゲーセンなう~☆
あすかちんもおいでおいで~!
待ってるネ』
‥めんどくさい。
ミサキら入学式も行かないでたむろってたのかよ。
しょうがない、行くか。
*
最近新装された、広いゲームセンターが目の前にそびえ立っている。
ゲームセンター特有の雑音やタバコの香りが鼻腔をくすぐり、ずかずかと入っていく。
適当にほっつき歩いていると、UFOキャッチャーに精を出している、ジャージを着たミサキの姿が。
「んむぅー‥‥あ! あすかちん!」
「お前、入学初日からサボりかよ」
「私のとこは明日なんですぅーだっ!!」
舌を出し、あっかんべーの顔をするミサキ。
「どっちにしろ行かないけどぉ~」
グラデーションのように金髪に染めた毛先を指で弄りながら、再びゲームの操作をする。
「もーう! ぬいぐるみ取れなーい! あすかちんたすけて~」
「知るか」
「ひっどーいっ」
母親が作ってあったのか、ラップで包まれている昼食を済ませ、自室に戻る。
ベッドに横たわりながらゲームをしていると、知り合いのミサキからメールが届いた。
『朝からずっとみんなでゲーセンなう~☆
あすかちんもおいでおいで~!
待ってるネ』
‥めんどくさい。
ミサキら入学式も行かないでたむろってたのかよ。
しょうがない、行くか。
*
最近新装された、広いゲームセンターが目の前にそびえ立っている。
ゲームセンター特有の雑音やタバコの香りが鼻腔をくすぐり、ずかずかと入っていく。
適当にほっつき歩いていると、UFOキャッチャーに精を出している、ジャージを着たミサキの姿が。
「んむぅー‥‥あ! あすかちん!」
「お前、入学初日からサボりかよ」
「私のとこは明日なんですぅーだっ!!」
舌を出し、あっかんべーの顔をするミサキ。
「どっちにしろ行かないけどぉ~」
グラデーションのように金髪に染めた毛先を指で弄りながら、再びゲームの操作をする。
「もーう! ぬいぐるみ取れなーい! あすかちんたすけて~」
「知るか」
「ひっどーいっ」