昨日もまったく同じな日常が流れていく。


日常と化した忌々しく気持ち悪い出来事も一緒に無限ループだ。
あたしはこの渦から逃げられるのだろうか。


さて、今日はどんな風景が待っているだろうか。
‥楽しみでもあり、憂鬱。



さほど興味はないが、どんな行動をするのか、アイツの事が少し気になる。

何時まで女と戯れているつもりなのだろうか‥。
同情するほど可哀相に思える。

まあ、あたしには関係ない話のだけれど。





そしてあたしは玄関のドアを開けた。


「いってきます」