蓮「なあ、俊に相談があるんだが…」

俊「なんだ？」

蓮「最近、胸がドキドキしたりずきずきしたりするんだ。

病気かなんかか？」

俊「ちなみに、誰に対してか？

皆にか？それとも一人に対してか？」

蓮「いや、咲だけだが…何か関係あるのか？」

俊「これでも気づかないのかよ…。

まあ、でもようやくといったところなのかな…」

蓮「何ぼそぼそ言ってるんだよ。

気になるじゃねぇかよ。」

俊「あ、ごめんごめん。

例えば咲知らない人と付き合っていたらどうする？

許せる？奪いたい？」

蓮「許せない、奪いたい…」

俊「じゃあ、答えは出てんじゃねぇのかよ。」

そうだったのか…

俺は
咲が好きだ…


でも、


蓮「どうすればいいんだよ…

俺なんかあいつには絶対釣り合わねぇよ…。


だってさ、俺めっちゃブサイクだし…」

俊「全然そんなことねぇよ。

総長がそんなに弱気でどうするんだよ‼

うじうじしてるより、告白してみろ！」

そうだよな…

何でこんなにうじうじしていたんだろう。


蓮「そうだな、とりあえず頑張るよ」

俊「頑張れ（成功すると思うけどな（ﾎﾞｿ」

最後の方はよく聞き取れなかったけど、

とりあえず頑張れってことだよな。







文化祭の日
勝負をかけよう



蓮side end