そうだったんだ。

可憐のお姉さんにも、嫌だったことがあったんだろうな?

まあ、過去は消えないし、恐怖も残ってる。

それは、これからも忘れられないと思う。


けど、前に進みたい。

それにまだ、俺は可憐が好きなんだ。

今気づいた。
だから

慎「許すとは言えないけど一緒に前に進もう。」

可憐香澄「「ありがとう」」

姉妹揃っていいやつだな
ウソみたいだ

慎「可憐、お前のことがまだ好きなんだ。

女遊びもやめようと思う。

けじめをつけたいんだ。
だから、俺ともう一度付き合って下さい。」




可憐「喜んで」


そう、可憐はあの頃と同じようにはにかみながら、言ったんだ。

相変わらず可愛くてしかたない。

慎「可愛すぎ」

可憐「え?////恥ずかしい」


慎「1個聞いていいか?
放課後女子達と俺の好きな所について話してただろ?

なんで、その時特に無いなんて言ったんだ?」

あれは、可憐なはず………


可憐「あ、あれは恥ずかしくて……ついっ
だから、あの後少し避けてたんだね」

ゴメンと言いながらも、少し思い出したのか照れたような顔で言う。

クソっ

慎「可愛すぎ」

可憐「え////」


そう言いながらキスをした
だから油断してしまったんだ
石龍と言う存在を