慎side

可憐「慎~」

え?可憐?
双子の姉?

香澄「ごめんなさい。
いけないことだって分かってた。
でも、
可憐が羨ましくてどうしようもなくて…
結局は妹の可憐だけでなく、あなたまで傷つけてしまって………

そしてあなたに女への信頼と言うのをなくさせてしまった。


謝っても許せないことだって分かってる。
でも謝らせて下さい。


ごめんなさい

可憐は何もかも悪くないの。

誰だから、可憐だけでも
悪く思わないで……

お願いいたします。」


可憐「ごめんなさい、あのとき信じてあげれなくて、
姉のことに気づいてあげれなくて…

彼女になりたかった。
好きだったのに…


どうしようもないくらい
好きでたまらなかったのに…


気づいてあげれなくてごめんなさい。


でも、まだあなたのことが好きなの。

一年かけてようやくあなたの場所を見つけたの。

でも、あなたは仮面を被っていた
私達のせいだよね?

ごめんなさい」