「えっ、ゆう!?」 私は急いでゆうの元へ駆け寄った。 「どうしたの!?ゆう!?わかる?」 ペシペシと俺の頬を優しく叩く。 保健の教科書を思い出しながら反応を見る。 「あ、いぞの…」 よかった、意識はあるみたい。 「おい悠斗!?どうしたのか!?」 猛が帰ってきた。 「倒れちゃったの!熱中症かな!?」