〜夢斗 side〜

入学当日。誠と一緒に登校して、クラス発表の紙を見る。誠と一緒。

「ったく…何年おまえと一緒になりゃいいんだよ。」

「んー、もう5年かな?いいじゃん!あ、もしかして照れ隠し??結構嬉しいんじゃない?照れるn…イデっ!!痛い!!!!」

「うっさい、お前が悪い。」

「もー…あ、あれみーちゃんじゃない?みーちゃんっ!おっは…よ…。だぁぁぁぁぁあ!ごめんなさい!人違いでした!!」

振り返った女の子達はびっくりしてる。しかも誠と俺をみて二人とも目が輝いてる。おもしれ。

「花ちゃんと真紀ちゃんね!覚えとくよ!!ほら、夢斗もなんか言えって」

「ん、言うことねぇ。」

そしたら二人は残念そうにするしさ。ほんとおもしれぇ。しかも花ってゆうやつ、俯いてるよ。

そんなこと思ってたらもうホームルーム。俺と誠は前後。だからこそこそで話してた。

「夢斗、お前、さっきの二人どっちがタイプ??」

誠が聞いてきた。俺は別に何も気にしてなかったからな。

「あの、花ってゆうやつがおもしれえなって思った。いじめがいがありそうで。」

「あれ、もしかして花ちゃんのこと好きなのか?」

「ちげーよ。ただいじめるのが好きなだけ。」

「夢斗は前からそーだよな。でも女の子をいじめるのって初めてだよな。ま、頑張れよ。」

「おう。」

下校。なんか一緒に帰ることになった。てか、誠が俺のためにやってくれてるんだろうけど。だから俺はあえて黙ってた。どう反応してるれるだろうか。

「夢斗君は喋ってないけど、大丈夫?」

ほら、その困り顔。やばいよ。すごいおもしろい。
その後に誠がなんで黙ってるかいいかけたから、黙らせた。勿論殴って。
そしたら花ってやつ、また困り顔だし。でも誠が喋ると嬉しそうにしたり、驚いたり。ほんとに忙しいね。ま、そーゆーのがおもしろいんだけど。あ、俺ってドsだね。

〜夢斗 side END〜