「そんなにボタン開けないでよ、恥ずかしいから!」





「はは、キレてる」




「キレてない…!」




襟元の隙間から聴診器を入れるんだけど、陽の体は後ろへ後ずさり。




「…動くな」



「冷たい」




「ごめん。…深呼吸して」





「………」