寝室のカーテンが豪快に開けられて、強い光が室内を照らした。




「眩し」




そんな光を浴びながら、あくびを1つして服を着る。





「陽テンション高…」




のんびり服を着替える俺の目には、窓越しに洗濯物を干す陽の姿。




その足取りは軽快で、なんだか鼻歌まで聞こえる。




そんな陽を窓越しに見つめながら、ようやくボタンを留め終わった。





「あー…動物園か。久々だな…俺も」





独り言を呟いて寝室から出ると、リビングに漂ういい匂い。