朱巴「あの私もう大丈夫なんで帰っていいですか?」


悠葵「無理だな」


朱巴「え?」


悠葵「脅すつもりじゃないんだけど今の君の体だと帰っても倒れるのが落ち
それと君喘息持ちだろ?]


朱巴「何言ってるんですか?
てゆうか倒れて死ねるならそれでいいし」


悠葵「何言ってんだよ!」


朱巴「別にいいじゃないですか
あなたには関係ないです!」


悠葵「おまっ 死んだら悲しむ奴がいるだろ」


朱巴「ふふっふふふふ」


悠葵「なに笑ってるんだよ」


朱巴「そんなのいないですよ
じゃあ帰るんで」

ふらっ


悠葵「ほら無理だろ」


朱巴「だっ大丈夫です!!」


悠葵「薬もらっていけ
お金これで払ったらいいから「」


朱巴「結構です!!」
朱巴「何なのあの悠葵?て言う先生
なんかムカつく…  脅すつもりじゃないんだけど…  とか言い出してさ
ぶっちゃけ死んでもいいんだけどな~
熱ありそうだけど、寝よ。」

島崎「不思議な子ですね?
死んでもいいなんて」




悠葵「ああ
悲しいやつだな」



島崎「あの制服って隣の看護学校ですよね?」



悠葵「そうだな、明日見に行ってくるわ!」




島崎「そうですね、心配ですし!」
次の日の朝

朱巴「ん〜
もう朝か…ふぅ〜


ハアハア…    ケホケホケホケホケホケホケホケホコホコホゴホ」

ヤバッ水!

「ケホケホゴホコホ ゴグッ ケホケホコホケホツはー」

なんとか収まった…
今日は長かったなー

ヤバッそろそろ行かなきゃ!
悠凪「ほんと大丈夫?
病院行ったよね?
薬効いてない?」


朱巴「大丈夫大丈夫効いてるよ薬!!
心配しすぎ」


悠凪「今日ぐらい休めばいいのに、」


朱巴「いいの大丈夫だから!」

教室━━━━━

朱巴「やっぱしんどい…」



悠凪「だから言ったのに〜」


朱巴「大丈夫だとも思う…」


美優「あきちゃん、お母さん来てるよ!」


朱巴「えっ?
なんで」


美優「とにかくついてきて。」


会議室━━━━━━

朱巴「何で来てるの」


お母さん「またそんな口の聞き方
そんなのだからいい高校に行けないんですよ!」


朱巴「はいっ何しに来られたのですか、お母様」


お母さん「あなたへの仕送りを届けに来たのです。
最近なんですかお金をたくさん送らせて」


朱巴「それは…
私も色々しなきゃいけないことがあるんです!」


お母さん「はー
あなたはなんでこんな子に育ってしまったのかしら」

えっ?
朱巴「私だって生まれたくて生まれてきたんじゃない!
帰って!!
口座に振り込んでこれからは!」




ガラガラ



お母さん「ちょっと待ちなさい!」



美優「あきちゃん!」


朱巴「最低!!」


お母さん「いいですよ追いかけなくても」


美優「でも」

お母さん「あの子はしょうがないんです」

朱巴「ケホケホゴホたすコホケホハアハアハアケホハアけケホケホハアゴホ
ケホケホゴホコホケホケホケホハアてハアハアゴホコホ」

悠葵「大丈夫ゆっくり呼吸して!!」


朱巴「悠葵ケホ先生?」


悠葵「そうわかる?」


朱巴「ケホケホたすケホケホゴホけゴホゴホて」


悠葵「あー大丈夫だ」