昼休みの休憩時間に遊ぶのも、男同士と女同士という状況が増えていた。
和樹がグランドでサッカーをしている間、櫻は愛瑠と図書室で本を読んだり、教室で絵を描いたりして遊ぶ事が多くなっていた。
そんなある日の昼休み、愛瑠が櫻の席に来て、一緒に絵を描いていた時の事。
難しそうな表情をしながら、鉛筆を走らせている愛瑠が呟いた。
「こんな感じかなぁ…………?もうちょっと足を上げてるかなぁ…………?」
「愛瑠ちゃんは何を描いてるの?」
櫻が愛瑠の描いている絵を覗き込むと、二人の男の子の顔が描かれていた。
「愛瑠が描いてるのは、サッカーをしてる和樹君と修君の絵だよ?二人にプレゼントしようと思ってね?」
そう言うと愛瑠はグランドを見るために、教室の窓まで走っていく。
愛瑠を目で追っていた櫻が、自分の描いているお姫様の絵を眺めた。
愛瑠ちゃんは…………
二人にプレゼントするの…………?
私もプレゼントし~よっ♪
櫻は描いていたお姫様の絵に、男の子の絵を描き足していく。
和樹がグランドでサッカーをしている間、櫻は愛瑠と図書室で本を読んだり、教室で絵を描いたりして遊ぶ事が多くなっていた。
そんなある日の昼休み、愛瑠が櫻の席に来て、一緒に絵を描いていた時の事。
難しそうな表情をしながら、鉛筆を走らせている愛瑠が呟いた。
「こんな感じかなぁ…………?もうちょっと足を上げてるかなぁ…………?」
「愛瑠ちゃんは何を描いてるの?」
櫻が愛瑠の描いている絵を覗き込むと、二人の男の子の顔が描かれていた。
「愛瑠が描いてるのは、サッカーをしてる和樹君と修君の絵だよ?二人にプレゼントしようと思ってね?」
そう言うと愛瑠はグランドを見るために、教室の窓まで走っていく。
愛瑠を目で追っていた櫻が、自分の描いているお姫様の絵を眺めた。
愛瑠ちゃんは…………
二人にプレゼントするの…………?
私もプレゼントし~よっ♪
櫻は描いていたお姫様の絵に、男の子の絵を描き足していく。