私はただ先生と話したかっただけなのに、それを裏切りと捉えるトモダチ。

日に日に増える向こう側の人間。
日に日に増えるコトバ。
日に日に減る色。

私が一言でも発すれば、誰も聴いてない。
私が一言でも否定すれば、酷くなる言動。

先生はただ
"ほら、忘れなさい?シールあげるわよ?"
"こうやってね、嫌な思いでは投げるの!ほら、やってごらん?"
そう言ってクラスにあるイジメを無かった事にした。
私は、何のために学校に来ているのか、何のために我慢してきたのか、分からなかった。