大晴から真実を聞いた日の部活の後、また蔓見が告げ口をしていた。
その日に限って蔓見は「ねえ、そうでしょ?同じクラスなんだから知ってるよね?」
私に話を振った。
「私はそんな事してるのは見たことない。それに、かのはお姉さんのお下がりの制服着てるんだからスカート丈は仕方ないんじゃない?」
「そうなの?お下がりかー、ならスカート丈が短くても仕方ないよね~」
そう言ってくれたのは女子キャプテンの優香先輩だった。
他の先輩もそれにつられて、それならねぇ。とか同意してくれた。
蔓見だけ悔しそうに先輩の後ろから見てきた。
私はただ、いい人ヅラしたかっただけなのかもしれない。けれど、それでも本当のことを言いたかった。
その日に限って蔓見は「ねえ、そうでしょ?同じクラスなんだから知ってるよね?」
私に話を振った。
「私はそんな事してるのは見たことない。それに、かのはお姉さんのお下がりの制服着てるんだからスカート丈は仕方ないんじゃない?」
「そうなの?お下がりかー、ならスカート丈が短くても仕方ないよね~」
そう言ってくれたのは女子キャプテンの優香先輩だった。
他の先輩もそれにつられて、それならねぇ。とか同意してくれた。
蔓見だけ悔しそうに先輩の後ろから見てきた。
私はただ、いい人ヅラしたかっただけなのかもしれない。けれど、それでも本当のことを言いたかった。