「も、ほんとなんなんですかー!!」
さっきとは違った、赤面状態で言い返してみると、
甘い強面は、もう一度目がなくなった笑顔で、
「ごめん、申し訳ない(笑)
俺は、櫟野 幸(いちいの こう)。この辺にいるやつら、みんな名前ないんだって。だから、俺と君は同じクラスだと思うよ
ところで君の名前は?」
と手をさしのべられた。
私は、そのがっしりした手に自分の手をのせて、
「櫟野くん…
私は…石仏 愛夢。」
そう言ったら、櫟野くんは、のせた手を握りしめて、
「愛夢ちゃん…1年間よろしく!」
「こ、こちらこそよろしく」
これが、私のトンでも人生の始まりだった…
さっきとは違った、赤面状態で言い返してみると、
甘い強面は、もう一度目がなくなった笑顔で、
「ごめん、申し訳ない(笑)
俺は、櫟野 幸(いちいの こう)。この辺にいるやつら、みんな名前ないんだって。だから、俺と君は同じクラスだと思うよ
ところで君の名前は?」
と手をさしのべられた。
私は、そのがっしりした手に自分の手をのせて、
「櫟野くん…
私は…石仏 愛夢。」
そう言ったら、櫟野くんは、のせた手を握りしめて、
「愛夢ちゃん…1年間よろしく!」
「こ、こちらこそよろしく」
これが、私のトンでも人生の始まりだった…