ピコピコ……


バキューン!


ピッピッピッピッ……


シューン…


バーン!!!




「「「あぁ〜〜〜!!!」」」


「おっしゃ〜おれの勝ち〜!」


「………………はぁ」







ある2年の教室にテレビ画面から
流れる音と共に複数の男たちの声が漏れる



そうここはチーム西方率いる
オレスカ高の2年の教室…
まさに今アカツキ達がゲームをしているのだ





「てかあの女ほんとに
1人でテッペン目指すつもりか?」



「さぁ〜な…
シロに断りいれたやつだぜ?
ほんとありえねぇー!!!」



「でもしつこいとゆうかしぶといとゆうか
そこらの野郎より執着は凄かったけどな
…あの戦いみてて思った」



「てか、あの女ツキがゆってた聖華の子?
制服違うくない?スカーフ赤だったじゃん」



「あぁ?」



「いや、アイツで間違いない……
でも前、俺らが見たときはスカーフは確か白だった…はず、髪も結んでなかったし」



「なんか訳ありか?」



「「「うーん…………」」」




シロガネ以外の4人がテレビゲームを
しながらイスズについて話し合う




「訳ありじゃなきゃ
そこまでする必要はねーだろうな……

ましてやあの”お嬢様学校”だ
そんなお嬢様学校の生徒が俺らの学校で喧嘩なんざ…世に知れてみろ、前代未聞だ」



「なるほど……」


「ほんとおもしれー女だよ(ニヤ)」


「次は誰とやるつもりなんだろうな…」













シロガネと他の4人が
教室の窓の外を眺めながらそう言った