「フシチョウ……
こいつはもうとんでもねー野郎だよ」


とさっきとはうって変わって
声のトーンを下げて話しだしてきた


何か恐怖心を抱いてるかのように、、、



「こいつはマルボロ、ワシタカに
比べもんにならねーくらい
卑怯で凶悪で自分が勝つ為なら
手段を選ばねー野郎だ
この学校で何人が病院送りになったことか」


『………………』


「フシチョウは相手を傷つけることで
快感を覚えるようなイカれた野郎でな…
あの特徴のあるロン毛と不敵に笑う顔が
誰もが恐れ今、もしカロクと闘えば次はフシチョウがオレスカの頂点に1番近いって言われてるほどだ…3人の中でこいつは要注意だ」



最後にフシチョウと書かれ紙に
凶悪でイカれた野郎、ロン毛とアカツキが書き足していった



『なるほど、、、
闘い方があまり見えないけど
とりあえず卑怯や奴で苦戦するかもしれない』


「でもイスズなら大丈夫って俺は信じてるよ」


『シャノ……』


「まぁ、今まで
いろんな野郎見事に倒してきたからな!
俺もお前は勝てるって思ってる!
なんかあれば俺たちに頼れ!いいな?」


『うん。ありがとう( ニコ )』


「「( もっと笑えばいいのに )」」



イスズの笑った顔に2人は少しドキッとした



『じゃあ、私はこれで……』

「え、もう帰んの?」

『うん、ただ情報が知りたかっただけだから』

「ぷ(笑)イスズらしいね」

「まぢか〜
また暇になっちまうじゃね〜か〜」

『また…来るよ、たぶん』

「うん、またおいで
今度はバルもウォーカーも居ると思うし」

「シロも居れば楽しいのになぁ〜
つか、リノちゃん!
リノちゃんともまた遊ぼうぜ!」

『……ぁ……ぅ…ん、考えとく』

「「? ? ? 」」







『じゃあ』とだけ言い残し
イスズはその場を後にしたのだった