グチャ… バタン____



「…………………」


『…………………』




壁には何かの衝撃でヒビが入っていた
壁や周りには微量の血痕が飛び散っている


そして下を見ると人が倒れている___




『……はぁ、はぁはぁ』

「………………………」



立っているのはイスズ
とゆうことは倒れている人物はスネークだ


一体なにが起こったとゆうのだろうか…




『……はぁ、はぁ…はぁ、はぁ』




イスズは利き腕を少しだらつかせ
姿勢を前かがみになりながら肩で息をしていた





「………………………」




スネークは動かない


話すらもない


死んだ……か?









「死んでないよ」

「あぁ?」

「多分、気絶してるだけなんじゃないかな」




遠くからルスとシキがそう話していた





「…………(ピクッ)」


微妙にスネークの体が動いた気がした




『はぁ、はぁ………スネーク。
お前は今までで闘った奴とは
力が違うことは確かだ…はぁ、はぁ…

でも……
自分の勝手な感情で人を傷つけるのは
ただの自己満足にしか、すぎない…っはぁ

もうこれ以上
誰かを傷つけるのは辞めろ……っ』







聞いているのか聞いていないのか
それとも聞こえないのかわからないスネークに
イスズは語りかけた