「右腕やられちゃったね、あれ」

「勝利が遠のいたな〜ありゃ」

「どう闘ってくのかな…
僕はもう無理だとみたけど(呆)」

「まぁ利き腕があれじゃ〜な」



2人にバレないよう
ビルの隙間を覗きながら話すシキとルス



そしてイスズが
スネークの返り討ちにあっている場面を見る




「おいおい…容赦ねーなアイツ?!」

「スネークは一度キレると
歯止めが効かない奴だからね……」

「あの女も女で腕かばってばっかしてたら
なんもできねーぞ?」

「……ほら
やっぱり違うんじゃない?
あの噂の女の話…
あの女じゃないよ
シキ、帰ろう…勝負はついたよこれ」

「だな〜…あーぁでも
最初いい感じで面白かったのにな〜」



2人の勝負はスネークが勝つとみた
シキとルスはその場を後にしようと背を向けた




ドオォォン__!グチャ…




「「……………………」」



何か後ろから鈍い音と
聞いてはならない音が聞こえた



後ろをそーっと振り返る



「うそ…でしょ「マヂで?…」」



シキとルスは
2人して驚きの言葉を口にしたのだ








その2人が驚いた先には……