そのあとの記憶は曖昧で

とにかく無我夢中だった








気づけば

周りにいた男女5.6人ほどの数を

私、1人で倒していた





『はぁ…はぁ…んっ…』




自分のカラダもボロボロで

身体全身が痛くて

そのままその場を後にし

家に帰ったのは覚えてる










それからの私は

人が変わったかのように

毎日喧嘩漬けの日々を送った










地元、学校では

あっとゆう間に

私の名前と顔が知れ渡っていて

誰も私に近づこうとはしなかった










たまに

遊び半分で喧嘩を売ってくるやつ

その名を聞いて

他校から喧嘩を売ってくるやつ





集団で喧嘩もしたこともあったな…






それが女だろうが、男だろうが

そんなもの関係く

売られた喧嘩を買っては

相手が気を失うまでボコボコにしてた







そんな中3の夏の頃

ある学校でテッペン争いをしている

不良高校があるらしいと

噂を聞いた