私とおじさんの前には女子高生が違法に働いてる感じの店が建っていた。

最悪な事に今の私は制服だ。

「違います!離して‼」
「だーめ」
おじさんがにたりと笑う。

ヤダ・・・・気持ち悪い!

「三万でどう?」
身体の震えが止まらない。

誰か・・・助けて‼

『何してんだ‼』
聞き覚えのある強い声が後ろから聞こえた。

「お父さん?」
振り向いた私をお父さんはぎゅっと抱き締める。

お父さんは手を引っ張り私を車に乗せた。
車にはお母さんもいた。