「口説いてる!?好き!?」
私は、その場で叫んでしまった。
「だって!あの人と話すのが楽しくて!苦しくて!心拍数が一時的に上昇するんだよ!
どう見ても病気だよ!」
「いや、それが恋なんだって」
沙羅ははあーとため息をついた。
まるで、駄目だこりゃと言っているようだった。
「まじか・・・美晴が恋してる!」
「お祝いにカラオケ行こう‼」
「みんな‼大げさだよ!?」
私がそう言ってもみんな、喜んでくれた。
あたかも、自分の事みたいに。

そっか・・・・これが恋なんだ。

気づいた時世界が色を変えた気がした。

私は、いい仲間を持ったことと初めての恋に最大の感謝をした。