俺の席は窓際の後ろから2番目という中々良い席だった。
「えーと、隣は…?『桜井瞳 サクライヒトミ』か。どんな子だろ?」

そんな事を考えながら空をみていると、前の奴から声を掛けられた。

「『柴崎心』やろ?♪俺は
『阪槻歩 サカキアユム』や♪ヨロシクな♪」

「あぁ。ヨロシク♪」

「俺の事『歩』ってよんでや♪俺もお前の事『心』って呼ぶから♪」

「わかった♪ヨロシクな♪歩」
「こちらこそヨロシクな♪心」