「それから私は児童養護施設で育ったんだ………」


…。
瞳は話しを終わる頃には大粒の涙を流していた。


「そうだったんだ。
ゴメンな?辛い事思い出させて。」


「ううん…♪
いいの。心に聞いてもらえてスッキリした♪」


「…瞳」


「さ…♪
帰ろうっか?もうこんな時間だし♪」



携帯の時計を見ると時効はすでに6時だった


俺と瞳はその後二人で帰った。