それからしばらく話をしていると瞳がいきなり真剣な顔でこっちを向いた
「ねぇ?心?」
声も真剣だった
俺は何も言わず返事だけをした
「私ね、中学の時に…(キーンコーンカーンコーン)瞳が話だすと同時にチャイムがなった
俺は慌てて携帯の時計を見る
「え!?もうこんな時間かよッ!?」

「え!?何時?」

「今8時15分」
俺と瞳は一時間近く屋上で話をしていたのだった
ちなみにうちの学校は8時20分までに教室に
入ってないと遅刻扱いになる

「え!?んじゃ急がなきゃ!」
「けど瞳!話の続きは?」
「そんなの後!後!放課後にでも話すよ」
「わかった」
「んじゃ急ごう間に合わなくなるよ」



教室に入るとほとんど全員が来ていた
「ふうぎりぎりセーフだね」
「間一髪だったな」
そんな事をいいながら俺と瞳は席についた
俺は歩に挨拶をしてると祐子がやって来て歩と俺と瞳と祐子の四人で昨日の話をした

それからチャイムがなり祐子が席に戻るとすぐ先生が来てホームルームを始めた