一回、由弥佳を

抱こうとしたことが

あった。


その時。

《やっ……
恐いっ》

最初は

ホントに

恐いからだと思った。

だけど、下は

脱いでくれた。

だから…




ホントは、由弥佳が

俺を庇ったんじゃないかって

思った。