その後もずっと怒っているのか分からないまま色々な所へ行った。

気まずい…。

今日はそのままホテルに泊まっていく予定だったのでホテルへ向かう。

まだムスッとしているシュウはホテルのフロントで手続きをしていた。

ホテルの人に話しかけられた。
「お荷物をお持ちしますね」

「お願いします」

これだけの会話だった。

「菜々香、行くよ。」

強引に腕を引かれ部屋の中へ。

「離して！腕が痛いよ！？」

「っっ！どうして他の男と喋るの！？僕以外と話さないでよ！」

「はぁ？今日のシュウはおかしいよ！」

「おかしくなんてない！」

「おかしいよ！」

「もういい。おやすみ」


そのままベッドに入って寝てしまった