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「おめでとう!咲葉ちゃん!蒼井くん!」
あれから、私と蒼井は学校に合格報告をしてから
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桜の下で。
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そう、冬花ちゃんにメールをして冬花ちゃんと会った。
「ありがとう!」
「でも、もう卒業なんだね....」
冬花ちゃんが言う。
そう。明明後日は卒業式。
「早かったな。」
「桜花.....」
桜花は今だ、見つからない。
春の訪れを感じさせるような風が吹く。
「咲葉ちゃん。天城さんは絶対いるんだからね。」
冬花ちゃん....
「冬花ちゃん、変わったね。」
「あぁ。なんかな。」
遊星が頷く。
「そうかな...でも、それはきっと咲葉ちゃんのおかげだよ。」
そんなこと言わないでよ。。。
私の方が、冬花ちゃんに助けられてきたのに。
「卒業しても、遊んでね?咲葉ちゃん。」
「...うん!」
ーーーーー私たちはもうすぐ卒業する。また、春が来る_______