『かったり~なぁ』

これでもかというくらい寝ているのに未だに目が覚めない俺。

ウダウダしながら支度を整え居間へ…

「蒼、食事は?」

『ん~いいや。あんま腹減ってないし』

「ったく。アンタは…」

やべぇ。また小言が始まる

『じゃっ…じゃあ行って来る』

そう言ってそそくさと逃げる。朝からこれ以上小言は聞きたくないからね。

逃げるが勝ちじゃないけどダッシュで玄関を出る


外は春らしくポカポカしてるし太陽の陽射しが眩しい。

『今日も暑くなりそうだな』
太陽の陽射しを浴びながら学校へと歩き出す…


桜の木の下で舞遊…お前に会うなんて思いもせずに…