「高畑さん!今日か明日暇?」



そう言って、バッと後ろを向いてきた城内くん。



「……え?あ、あたしですか?」



「うん、高畑さんでしょ?」




……私、高畑でした。



うっかり自分の名字忘れてた。



……と、いうことは




「俺と、後輩の藤岡に勉強教えてくれない?高畑さん賢いから」





……藤岡くんと、勉強できるの!?







「…………明日、なら…」