「あ、でも……私、足がとてつもなく遅くて…」
幾ら近いといっても、藤岡くんのお家知らないし……先に行ってもらうのも、無理だ。
それに、私に合わせて走られたら、2人びしょ濡れになってしまう。風邪でもひいたら大変だし…。
「あー、高畑さん走るの遅いしなぁ」
城内くんは、スラリと言ったけど。
私には大きなダメージが。
…ま、遅いのは体育祭で晒しちゃったからクラスの人は知ってると思うけれど。
「じゃ、俺傘持ってくるので先輩たちはここで待っていてください!」
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