「あ、あの......天良さん...こ、ここ教えてもらえないでしょうか?」



「はぁ......。もうそんな敬語いらない。ここは、この文法を使うの。そしてここは過去形。」



「あ、ホントだ。せんきゅ。」



あれから小一時間、天良と親友君の言い合いは収まり、なんとなく解ける問題も増えてきた。



「あー疲れた。少し休憩しようぜ。」


「そうだな。少し食料調達してくるか。」



確かに一時間くらいずっと勉強してたからね。



「んー!じゃあ行くか。」


手を広げて伸びをした親友君を先頭に私達はみんなでコンビニに行った。