そして陸玖にバトンを渡す。



「陸玖、ごめん!お願い!!」



「まかせろ」



そう言ってバトンを受け取った陸玖はものすごいスピードで風をきって走っていく。



私が転んだせいで3位まで落ちちゃったのに陸玖はどんどん抜かしてー







白いゴールテープを切った