『いやー美味しかった〜もう食べられない。』


昼食は白ご飯と魚と味噌汁という質素なものであったが、量はあったし普通に美味しかった。


誰が作ったんだ?


隣にいた沖田に聞こう。

『この食事ってあの、女中さんとかが作ってるのか?』


沖「女中?女中なんてこの屋敷に居ませんよ。」

『?!』

沖「ここは女人禁制なんですよ。いるわけないじゃないですか。頭でもぶつけましたか?」



おい、最後の一言はいらないだろ。



『じゃあ、僕が見たのは…』

『「幽霊‼︎‼︎」』


ん?今誰かとハモった気が…

ちらっと声の聞こえた方を見ると、いつの間にが話を聞いていた平助がブルブルと震えていた。