布団に入って僕は当然外を向いた。



しかしなんだ。なんなんだ。


後ろから非常に視線を感じる。
振り返って聞く。


『何だ?沖田。』

沖「いやあ、なんか抱き枕にぴったしのサイズですね。」

沖田の手が伸びてくる。

『え、ちょっとまって。待て待て待て!』


そんな静止も聞かずに、

僕は沖田の抱き枕にされた。


要は
体制的に
バックハグとか言う奴だ。





しかも相手は男だと思っている奴だから、

吹悠のささやかな胸に手が当たっていた。