そう、今僕は団子屋でアキという名を使い女子としてバイトしている。


いや、女子として生活するのが普通だけどさ!


流石にずっとあの宿で何もせずに居るのは気まずいため、こうしてバイトをして少しでもお金を貯めているという次第だ。


働かざるもの食うべからずっていうしね。


那津には猛反発を食らった。
吹悠には働かせません!手が荒れるでしょう!と、過保護に過保護を重ねた発言に高杉と坂本はかなり引いていた。

二人曰くこんな那津は見たことがないらしい。


昼はここでそれなりに楽しくやっている。


夕方、定時になると高杉が迎えに来る。那津といると双子が珍しいため直ぐに足がついてしまうらしいからだ。


店長「毎日毎日、お兄さんが迎えに来てくれるとは妹思いなんだねえ。」

『あぁ…はい…。』


一様兄と妹という設定だ。


高「今日もお疲れ様‼︎」

『疲れた。もうお前と兄妹設定が疲れた。』

高「いやそこじゃねえよ!」