しかし、料理が来るとそこまで気にならなくなった。歓迎会以来の豪華な食事だったからだ。


高「じゃあ料理もきたことだし、乾杯しよっか。」

坂「これから仲間としてよろしく吹悠、乾杯!」

『乾杯。』
高「カンパーイ!」

水で乾杯して、料理を堪能した。
一つ一つの料理が極上の味だ。


『…美味しい。』

坂「だろ?遠慮せず酒も呑めよ。」

『酒はやめておく。』

高「遠慮すんなよーまさか呑めないとかお子ちゃま『殺されてぇのか?』すみません。」


鯉口をカチャッと切ると高杉は首をすくめて謝った。


それにしても二人とも良く酒を呑むわりに全然酔わない。こいつら猛者か。僕はもう酒についてはほとんどトラウマみたいな所が有るから無理だけどな。