それは突然やってきた。

 ガヤガヤー。
 「はい。いまから委員会決めるぞ。」
 はぁ。退屈なこの空気をどうにかしてほしい。

 私はいとこの莉音と決めていた。
 『掲示委員会』に入ると。
 まだあまりクラスに打ち解けていなかった私にそう
 「一緒に掲示委員会になろうや。咲弥。」