学校に着いた時までは元気だったのに、進路を考えていたら昼休みには元気が無くなってしまった。



昼休み……





私は進路指導室に行ってみた。



さすがに殆どの生徒は三年生だった……が、一人知り合いがいた。





「 和磨くん!!」




「 わぁ!びっくりした‼︎……え?何で、居るの?」




「 和磨くんこそ……」





会話をしている人たちが少なく、私達の声は少し目立ってしまった。
私と和磨くんは、進路指導室を出て、二人で自販機に向かって歩き出した。





「 和磨くんは、何を調べてたの?」