「ねぇ!仁維奈」




「わぁ!び、びっくりした……どーしたの叶愛ちゃん?」




「実はね!!一ノ瀬君のあの不気味な笑みの裏の顔を見つけたんだよ!!!」





「え?裏の顔?」




『キャーーー!!!』




仁維奈の声がかき消されるくらい、黄色い声が教室に響いた





その声で誰が来たか一瞬でわかった





もちろん、一ノ瀬だった




「みんな、おはよ」ニコッ__



にこっじゃないよ!!



昨日私にあんなことしといて!!



騙されてる女子たち…目を覚ましてあげるからね!!