あの日の昼下がり、何もない日常
つまらない日常
そんな時にあの人と出会った・・・
当時、私には彼氏がいた。
特に相手のこと好きじゃなかったが、告白されたのでなんとなく付き合っていた。
恋愛なんて私には無縁な物だと思っていた。
『好きだ』とか、『愛してる』という感情が私には分からなかった。
男なんてめんどくさい。
勝手に好きになってきたくせにすぐ他の女のこと好きになって
別れを言ってきた。
が、悲しくもなくただ、別れたあとはすごく清々しい気持ちになっていた。
周りは『愛』というものに盛り上がりとても輝いていて
別世界の人達にみえた。
朝6時に起きて会社にいく準備をする。
8時から20時まで仕事をしたあと、コンビニよって晩御飯を買って帰る。
休みの日は特に用事もなく
なんとなく1日を過ごす。
そしてまた次の日から仕事いく・・
そんなどうでもいい日常。
それでも今の私にはとても満足していた。