「は?」


「認めるまで帰さない。俺ら、何するかわかんないよ…?」


ゾワッ…

もう、いいじゃない。

関わんない、それでいいじゃない。


なんなのよ…なんなのよ!!


「はい強制連行〜」

要はそう言って掴んでいた腕をより一層ぐっと強く掴んでひっぱる。


「ちょ、やめっ…」

ヤバイ、そう思った時だった。



「はいすとーっぷ。」



…なんかデジャヴ。

なんだと思ったら、そこには…


「東雲!?は!?なんでここにいんの!?」

え、ちょ、これこそ意味わかんない!

なんでうちの学校の制服…

「いや、俺ここの生徒だし。」


…えーっと?

“じゃあさ!玲音と一緒だね!”


なんか西条が言ってた!!


「お前ッ…」

青龍はなんかビックリしている。

うーん。東雲って有名人?


「忠告しとくから。あんまりうちの姫いじめてっと、潰すぞ?」

最後はもう背筋が凍りそうになるほど低くて。

それは青龍も同じらしい。


「ッ、やっぱりお前は裏切りもんだったんだな!」

浩介はもうムキになってる。