圭太、優しいからきっと良い保育士さんになりそうだな。 良かった・・・。圭太・・・。 『あ、んじゃあ、俺もう行くわ。久々にお前の顔見たし。もう一生分だな。』 『私も・・・圭太に会えて良かった・・・』 始まりは圭太との出会いだった。 圭太と出会わなかったら、今の私はいない。 今こうして笑っていられるのは圭太のお陰だよ。 『圭太、また会えるといいね』 そう言うと圭太は舌を出して背を向けて夢の中に消えた。