「学校なんてつまんねぇし、遅刻してもいいよ」
「だめだよ!これから受験とかあって、遅刻日数とか増えると高校いけないよ」
「別にいいよ」
「よくない!小坂くんがいかないならわたしもいかないから!」
「わかったよいくよ。」

いっつもこんな会話

どこか心のなかで


この関係よりもっと進みたい


と思う自分がいた。


それは無理な事と知っておきながら


小坂くんは女子からモテた。
けど小坂くんは女子が何故か嫌いだ。
理由も教えてくれない

「小坂くんって何で女子が嫌いなの?」
「お前には関係ない」
「関係あるよ。じゃあ何で私とは仲良くしてくれるの?」
「お前それ以上聞いてきたらお前と2度と話さないから」





そんなこと嫌だったからその先は聞かなかった

きっとなにか闇があるんだとおもう

確かに自分の闇を聞かれるのはいやだよな…


次の日、私はきまづくていつもの公園にいかなかった

小坂くんはこなかった。


「おい」

見知らぬ声

「なんですか?」

「お前が松本?」

それは小坂くんと仲がいい山崎くんだった。

「お前、拓也のことすきだろ?」

図星過ぎてうなずくしかなかった

「お前が好きなのは勝手だが、拓也を傷つけるのはやめてくれ」

…傷つけるってなに?私傷つけたの…?

「あいつは母親に捨てられてから女が嫌いなんだ」

「じゃあ、何で私と話してくれるの!?!?」
思わず聞いてしまった

「お前がしつこく聞いてくるからじゃねーの?」

あぁ…そういうことだったんだ。
勝手に私が勘違いしてただけだったんだ。
私の思いが伝わることなんか、ないのかな…

そうおもうとあなたが欲しくなる
あなたを守りたくなる…

わたしってわがままだな。