あたしは枕から顔を離し乱れた髪を軽く手櫛でといた。


「小五郎さん、おはよう。」


「おはよ、うございます。」


「まだ、眠たい?」



「はい。なんでもう少し寝ます…」



「じゃあ、あたしも。」



あたし達は再び眠りについた。



夢の中へと入ろうとしたら



ピンポーン



誰かがきたみたい…



あたしはゆっくりと瞼をあけ、重くなった体を起こした。



「ふわぁぁ…」



ボサボサな髪をそのままにし、玄関に向かった。



ガチャ



「はーい、どちら様、で、す…か……」



あたしは相手を確認せずに扉を開いてみた。



相手をみるとあたしは一気に目が覚めた



「は?巳甘?」



「なんで、おまんが…」



「晋作さんと、龍馬さん…?なんで制服着てる……ってあ!」



あたしは2人が制服をきていることを見て急いで寝室へと逆戻り。